今年の温室による野菜苗の育苗はうまくいきませんでした。発芽用の用土では上手く発芽してたのですが、本葉が出てから植え替えた市販のオーガニック培養土ではほとんど生育しなかったのです。いつもはネットで購入する用土でしたが、たまたまカインズでオーガニック培養土が売っていたので、今年はこれで行こうと思い購入したのが間違いだったのです。
発芽用の土はやや栄養素の少ないものをセルホットに播いて、その後子葉、本葉が何枚か出た後にオーガニック培養土に植え替えたのです。でも植え替えた後にほとんど成長しなかったのでおかしいな、とは思っていました。それでも時期になったので先ずキュウリを畑に移植して様子を見ることにしました。植えてから10日たってもほとんど生育せず、根が養分を吸い上げていない感じです。
そこで近くのファーマーズガーデンでキュウリの苗を6株購入して畑に行きました。畑のキュウリの苗を全て確認すると、苗のそばから細いきのこ・ヒトヨタケみたいなのがいくつか生えているのです。培養土の素材・成分のせいなのでしょうか。
そこで不要となった苗を周りの土ごと全て取り去り、新たに苗を植え付けて残りの場所には残っていた種を播いてきました。その後種まきしたキュウリは順調の育ち本葉が2、3枚出てきたので少し遅れて収穫できそうです。
後日、生育の遅いトマト、茄子、ピーマンなどの苗も全て掘り起こし、購入苗を植え付けてと余った場所には種を播いてきました。昨日には芽が出て来たのできっと大丈夫でしょう。
そして家の庭で育てているハーブや花の苗も同じように生育が止まったままだったたので、これらについてはネットで購入した有機培養土に植え替えました。勿論苗の根は水で古い土を洗い流しておきました。数日後の様子ですが、無事に根付いたようです。
今回の有機培養土には小枝が多く残っていて、1つのポットに数本入ることがあるくらいでどうも未完熟の堆肥だったようです。以前どこだかで購入した用土はもっと酷くて、ヘドロのようなドブの臭いのするものもあったので、ホームセンターの用土には気をつけなければなりませんね。大失敗でした。