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新・信州人倶楽部

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第129号

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長野県各市町村のIターン支援策
こちら

 
長野 鉄雄 

太っ腹になったJR東日本

 先日、ゴールデンウィークに佐久の家へ行きました。その時に、地元のJR小海線に中佐都駅から隣の佐久平駅まで、ハイブリッド車両乗りたさに一区間だけ乗りました。
 中佐都駅は昔から無人駅で駅員さんは配置されていません。無人駅というより停留所といった方がピンと来るかもしれません。ホームにどこの駅で乗ったかを証明するための整理券の発券機があり、汽車に乗車する前にそれを発券する必要があります。
 おそらく大糸線はじめ他のJR東日本の他の長野県内の路線もそうかも知れませんが、降車する前に車内の掲示板で運賃がいくらかを確認した上で、おそらく有人駅では現金で払うのです。
 佐久平駅は新幹線の方はみどりの窓口もあり有人なのですが、小海線の方といえば駅周辺にビジネスホテルや大きなショッピングモールもあるのですが、ホームはもちろん改札口もなく無人です。駅の出口に向かう通路の途中に小さい料金箱と思しき箱があり、そこに乗車時に発券した整理券と現金を入れるしくみなのです。つまり乗客の性善説が前提となっているのです。
 実際に、どのくらいの人がこの料金箱に現金を入れるか観察したのですが、たまたま私がみていたタイミングがそうだっただけなのか、ほとんどの乗客が運賃を入れずに素通りしているようでした。私が子供の頃の国鉄時代では到底考えられないことですが、正直驚きました。現代のJR東日本ではこれが普通なのでしょうか。
 ちなみにJR北海道では、無人駅では汽車から降りるときに運転手の後ろのドアだけが開き、その際に乗客が運賃を運転手に払う仕組みになっています。記憶が定かではありませんが、JR西日本もそうだったと思います。
 JR東日本では一日あたりの利用者数が2000人以下の路線については、営業係数(100円の営業収入を得るのに、いくら費用が必要か)等を公表しているのですが、小海線の中佐都、佐久平を含む、小諸と中込間については公表されていないところを見ると黒字経営とまではいかないまでも、なんとかなっているのかも知れません。
 ただ、なぜ、小海線の佐久平駅が無人なのか、気になったので佐久平駅の隣の岩村田駅の駅員さんに聞いてみようと思い、訪ねてみることにしました。なんと、岩村田駅までもが無人駅と化していました。どうやら、これが答えのようです。
 おそらく人員を配置しようにも、人員がいないので採算、不採算とのバランスを考えた上でそうせざるを得ないのでしょうか。時代の流れかもしれませんが、また寂しいものを目にしたような気がします。

メールマガジンから

第182号/3月号から

第183号/4月号から

第184号/5月号から

ニコチンについて

中澤 滋 

 最近Xに投稿された記事で、ニコチンは危険ではない、と言うことが述べられていました。コロナワクチンの解毒に効果があるという日本酒、納豆などの発酵食品に加えてタバコもその効果があると言われていることから、従来の考え方だけを信じるのも良くないようです。以下その記事から。
 私たちの体内には、心臓や脳、さらにはインスリンを作り出す膵臓など、全ての細胞に共通して存在するものがあります。それは「ニコチン受容体」です。これらは免疫細胞を活性化させ、私たちの健康を守る重要な役割を果たしているのです。
 驚くべきことに、ニコチンはタバコだけでなく、私たちが日常的に摂取している食品、例えばピーマンやナス、セロリといったナス科の野菜に含まれています。実際、私たちは無意識のうちにニコチンを摂取してきたのです。
さらに驚くべき事実があります。FDAは1994年から、ニコチンが持つ多くの健康効果を把握していました。ニコチンは、パーキンソン病やアルツハイマー病、多発性硬化症、さらには脳腫瘍の一種である膠芽腫(グリオブラストーマ)に対して、予防や治療効果があるとされています。特に 膠芽腫に関しては、ニコチンを静脈注射することで、たった3日間で溶解させるという研究結果も発表されています。
 しかし、私たちはこれまで「ニコチンは危険な薬物」と信じ込まされてきました。実際には、ニコチンは植物由来の「栄養素」といえるのです。
 次は何年か前のロイターの記事ですが、興味深いのでこれも紹介します。
〜ニコチン悪玉論は本当か、喫煙めぐり誤解も〜2015年5月21日
 電子タバコの人気拡大に伴い、科学者の間では喫煙による健康問題とニコチンの関係をめぐる議論が高まっている。
ニコチンに依存性はあるものの、コーヒーに含まれるカフェインと同程度に無害であり、それ自体は直接的な死因にはならないという指摘もある。
 ロンドンの金融業界で忙しい日々を送るダニエルさんは、5年前まで「マルボロ・ライト」を吸っていたが、禁煙してからはフルーツ味のニコチンガムを毎日12〜15個かむのが習慣となった。今では数箱を常備しているが、自身をニコチン中毒だとは思っていないという。多くの人と同様ダニエルさんも、ニコチンガムは喫煙に比べれば体への害が大幅に少ないと考えている。
 ニコチンをめぐる議論は、電子タバコの人気拡大によっても拍車がかかっている。煙の代わりにニコチンを含む蒸気を吸う電子タバコは、禁煙の役に立ったという声も聞こえる。ニコチンが比較的無害だという考えは、喫煙による健康被害が明らかになる中で築かれた従来のマイナスイメージとは反するものだ。
 心理学者や喫煙依存に関する専門家らは、今こそニコチンと喫煙を明確に区別すべきだと指摘する。寿命を短くするのは喫煙であり、ニコチンではないというのが彼らの主張だ。
「ニコチンの悪者扱いをやめる必要がある」。こう語るのは、英キングス・カレッジ・ロンドンの精神医学・心理学・神経科学研究所のアン・マクニール教授。禁煙方法に関する研究を続けてきた同教授は、喫煙による健康リスクとニコチンの関係を正しく理解していない人は、禁煙の相談を求めることに二の足を踏む傾向があり、それが禁煙をさらに難しくしている可能性があると語る。
 一部の研究では、ニコチンにはカフェイン同様、プラスの効果があることも分かっている。ニコチンには心拍数上昇や感覚情報処理機能の向上のほか、緊張緩和や覚醒効果などの作用があるという。
 こうしたニコチンの特性は別の疑問も想起させる。ニコチンは若者の脳がより強い刺激を求める呼び水にならないだろうか。一方で、ニコチンの刺激特性によってアルツハイマー病の予防につながったり、パーキンソン病の進行を遅らせることはできないだろうか。
 これまでのところ、これらの疑問に対する明確な答えはない。科学的な観点と同じぐらい、政治的そして感情的に見解が割れているのが現状だ。
<静脈注射より「効率的」>
 マクニール教授は自身の研究について、かつて指導を受けた精神科医マイク・ラッセル氏の功績を一部引き継いでいると説明。ラッセル氏は今から約40年前、喫煙者が「ニコチンを求めてタバコを吸い、タールによって死亡する」と説いた最初の研究者の1人だった。この考えは後に、ガムやパッチや電子タバコなど、ニコチン置換療法を用いた禁煙ビジネスの基礎となった。
 一方、一部の研究者は、ラッセル氏の見識をタバコ業界が悪用してきたと語る。豪カーティン大学で保健政策を専門とするマイク・ドーブ教授は、タバコの「ライト」という表現が喫煙者を増やすことにつながったと指摘。「われわれは60年以上にわたり、タバコ業界の欺まんを見てきた。彼らは健康リスク低減や健康効果さえも暗示する広告を打ってきた」と批判した。
 マクニール氏によると、喫煙の依存性が非常に強い理由の1つは、ニコチンが非常に効率よく脳に運ばれるからだという。「タバコを吸うことは脳にニコチンを取り入れる最高の方法の1つ。静脈注射より速いほどだ」と同氏は語る。

新型コロナワクチンによる死亡者

中澤 滋 

 新型コロナワクチンによる健康被害については新聞テレビでほとんど報道されませんが、厚労省の発表では国が認定したコロナワクチンによる死亡者が1,006人になったことが分かりました。
 これは5月12日の参議院決算委員会でも明らかにされ、新型コロナワクチン接種による影響で、副反応疑い報告死亡2,283件、健康被害救済制度死亡認定1,006件と答弁、しかし厚労省は、この数字を前にしても「重大な懸念は認められない」と4回も答弁を繰り返したのです。
 名古屋市立大学の粂和彦教授は2024年3月3日の講義で「(当時の)救済認定が死者で400人、副作用でも6,000人近く。歴史的には少なくとも薬害という分類にされるのでは?」と言っています。
 まだ記憶に新しい薬害エイズ事件では、日本の血友病患者等約5,000人のうち約2,000人がHIVに感染、約600 名が死亡したと言われていることから、それを大幅に上回る新型コロナワクチン被害は“薬害”であると断言できるでしょう。

 

編集後記

 毎日コンビニのおにぎりを食べてる人もいると思いますが、SNSで書かれていたことを紹介します。
 コンビニのおにぎり、一見ふつうの白いご飯ですが、ラップを剥がして光に当ててみてください。テッカテカの油膜、気づいてますか?あれ、“炊き立てご飯”の艶じゃありません。
 なぜ油? → 工場で1日何万個も製造する際、ご飯が機械に詰まらないように滑らせるため。そのために混ぜられてるのは、酸化した植物油脂や、コスト重視のトランス脂肪酸。
 しかもこれらの油、成分表には一切書かれてません。理由はズバリ【キャリーオーバー】。添加物を使って作られた素材(梅干し・昆布・ご飯など)を使っても、完成品にその添加物を書く義務はナシ。
 だから、保存料・発色剤・化学調味料で加工された“梅干し”が入ってても、「梅干し」としか書かれない。で、なぜか堂々と「保存料不使用」なんて書けてしまう。


具体的に潜んでる可能性ある添加物:
●ソルビン酸カリウム(保存料:腎臓や肝臓に負担)
●亜硝酸ナトリウム(発色剤:過剰摂取で発がん性懸念)
●グルタミン酸ナトリウム(うま味調味料:大量摂取で神経毒性の報告も)
 しかも油でコーティングされたご飯は乾燥しにくく、何日も“もちもち”に見える。でもそれ、防腐のために“油で包んで密閉”されてるだけ。つまり、体内でも分解されにくくてベタベタと蓄積していく。
 コンビニおにぎりは「手軽さ」というだけで、見えない毒がジワジワ体に溜まり、気づいた時には体調崩壊コース。
 その“ふっくらごはん”に、裏切られてませんか?「手軽さ」と「効率」の代償は、あなたの未来の健康です。(中)

 

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