Iターンネットワーク

新・信州人倶楽部


▲▲▲ 新・信州人倶楽部報 ▲▲▲



第53号

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〜総会報告〜

 松本市の梓水苑で開催され、遠方からの参加者も含め27名の方にご参加いただきました。例年通り昨年度の活動報告、会計報告、新年度の活動計画案等が事務局より報告され、新年度の事務局体制も発表されました。

 また、来年創立10周年を迎えるにあたり、初心に還って会員相互の交流に重点をおいて活動していく方針が示されました。関連して会報の発行時期と回数の見直しも検討していくことが決まりました。

 その後会員相互の情報交換会に移り、積極的な意見交換が行われました。特に会員への中傷等があったことから、今後の対応について議論され、罰則について規約に明文化すると共に、最終的には総会に諮って判断することが確認されました。

 昼食後は、安曇野市高家のEH酒造に酒蔵見学に行きました。EHとは「エクセルヒューマン」の略で、平成15年の新社屋完成を機に酔園酒造から社名変更したものです。新社屋は北アルプスや安曇野の景観とマッチした酒洒落た洋館で、日本酒の酒蔵というよりはワイン工場といった雰囲気です。

 休日にも関わらず、製造工程のビデオ上映と担当者による酒蔵案内があり、最後は試飲もさせていただきました。北島三郎の自筆ラベルを採用している「男の涙」は1本1万円という高級品で、めったに飲めないと試飲コーナーでも大人気でした。最も販売量が多いのは透明なブルーの瓶の「酔園の幻」だそうです。

 お酒をお土産に購入した方も多く、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

〜活動計画〜

 総会でお知らせした会員相互の交流に重点をおく活動について、4月5日に事務局の打合せを行いました。その結果、今年度の事務局主催の年間行事と会報発行予定を、下記スケジュールで行うことが決定されました。

月  日
例  会
内        容
場  所
会報発行
5月上旬       53号
5月21日 あるかすの部屋 古参会員も新会員さんも、みんなでバーベキューして盛り上がろう! ペンション
あるかす
 
7月下旬       54号
8月26〜27日 キャンプ 星空の下、夜更けまでワイワイ楽しくお喋りをどうぞ。オールナイトでへべれけになるまで飲み明かし!? 信州まるべりーオートキャンプ場  
10月1日 あるかすの部屋 やっぱりバーベキューは楽しいっ! ペンション
あるかす
 
10月下旬       55号
11月12日 あるかすの部屋 Iターン&信州生活などの相談会をしちゃいます! ペンション
あるかす
 
12月9日 忘年会 今年もとことん賑やかにっ! ペンション
あるかす
 
(2007年)
1月下旬
      56号
3月11日 総会 倶楽部の活動についてあれやこれやと語り合いましょう。 未定  

 今年の行事計画のモットーは「みんなが気軽に語り合える場」、そして「会員同士、互いを知り合い親交を深めていただく」ということです。それでこれまでの例会を省みて、会員が参加しやすい例会内容を考えてみました。

 「なんか飲み食い行事ばかりじゃない?」などという細かなツッコミは受け付けません(笑)。
 とくべつ飲食にこだわった訳ではありません。ただ「椅子に座って面と向き合って…」なんていうスタイルではどうにも肩に力が入った堅苦しい雰囲気になりかねないとも思われます。
そこで参加者それぞれが積極的に参加しやすい、ざっくばらんに思いを語り合う場の提供、ということを第一に考えてみた結果、こういう内容になった次第です。

 

〜みたぼら通信〜 伊豆家の便り>

 

第382号 3月27日
 時々我が家の上をセスナ機が飛んでいくことがある。それを見上げていると、良くあんな鉄の塊が飛ぶなぁと、妙に感心したりする。今まで飛行機に乗ったことの無い私は、車にも船にも酔うどちらかといえば乗り物が苦手なたちである。元をたどれば、一度だけ乗った船で酔ったのは、社会科見学でその前にトヨタの自動車工場を回って、強烈な塗料の匂いを一時間もかいでいたからだと思われるが、とにかくそれ以来、乗り物が苦手である。

 グアム・沖縄とあちこち旅行したことのある友人によると、飛行機でも酔う人は酔うそうだ。ああ、心配だ。なぜ心配かというと、とうとう私にも飛行機に乗る機会が巡ってきたからだ。
 修学旅行の年なのです。通信高校にも修学旅行があるのかとお思いの方、あるんですよ、これが。協力校に通っている人は遠足もあるのですが、私たち集中生にはそういったものが一切無いので、代わりに海外スクーリングというのがあって、参加は自由なのですが、英語研修をかねたカナダ旅行が用意されているのです。

 乗り物酔いは別にしても、大問題は英語力。成績表の英語の欄には、心もとない3という字。
けれど、中学で一度も英語の授業を受けたことのない私にしてみれば、教科書をスラスラと読めるようになっただけでも奇跡的。
 中学三年のときに通っていた中間教室(家庭と学校の中間という意味らしい。近隣の中学の不登校の子が通っていた。毎日来ている人は一人も居なかったけど)には、ちょくちょく、そこの学校のネイティブスピーカーの先生がお茶を飲みに来ていたけれど、不登校の中学生が英語を話せるはずもなく、頼りの先生は元校長でとても英語なんて。

 そのイギリス人の先生も、英語7割・日本語3割のへんてこなしゃべり方。それでも何とかなっていたのは、向こうは話そうとしているし、こちらは何とか聞こうとしていたからだと思う。
あの時も思っていたが「もっと話せたらいいのにな…」、というわけで、今回は「話して通じる」を目標に、テキストとにらめっこの毎日。あの先生、今はどうしているかな? (より夏)


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第383号 4月10日

 家の裏手にある梅の木にも花が咲き、風が吹くと甘い良い香りがする。ミツバチが飛び交う音がすると、そろそろ外仕事を始めようかなと思う。春になればいろいろな動物が活動を始めるけれど、家の周りで言えばモグラ、ねずみ、ヘビなど、ゲテモノ系がほとんどで、できればお近づきになりたくない方々である。

 家の猫達も暖かな日など表で日向ぼっこをして、いかにものどかな風景であるが、猫達とゲテモノが出くわすとそうは行かない。のどかな昼下がりは修羅場へと変貌する。
猫から見ればそれらは獲物で、それらから見れば猫は天敵である。ある日、リリーが大変ご機嫌なようすで帰宅したときのこと。何気なく父が家に入れたところ、すでにご臨終されたと思われるねずみをくわえたまま、みんなの間を駆け抜け、そのままテーブルの下へ。確かにねずみは害獣だし、いないに越したことは無いが、できれば気が付かないうちにいなくなっていただきたい。

 我が家の猫はというと、テーブルの下で今まさに食事を始めようとしているところ。
「いやー、止めてぇー」なんていっても通じるはずも無いのだが、とりあえず言ってみる。母はさすが冷静で、「火バサミ持っておいで」。そういえばそんな便利なものがあった。
早速姉が取りに走る。その間もご機嫌な鳴き声を上げるリリーを何とかねずみから遠ざけようとチーズや焼きザケや牛乳でつってみるが、やっぱり新鮮さではかなわないようで見向きもしない。

 そうこうするうち火バサミが登場。一瞬私と姉の間で「え? 誰がやるの?」という視線が交わされるが、結局は母が頼り。ねずみを取り上げられたリリーも不機嫌であるが、ねずみを見てしまった私たちも不機嫌である。

 絶妙なタイミングで姉が一言。「…スプラッタ」
 猫達にとっては楽しみな春。できれば、もう二度とごめんだと思いながら、猫の挙動に目を光らせる私たちの春。 (より夏)



編集後記

 新年度は人々の出会いの季節でもあります。今までにも倶楽部を通して数多くの出会いがありましたが、会員数の増加によるメンバーの入替えもあり、個々の会員の名前と顔が一致しないケースも多くなっているようです。この倶楽部も創設9年目となり、来年は10周年という節目の年を迎えます。ここで初心に還り、会員相互の交流を図るという倶楽部の原点に戻ることが必要なのかもしれません。その点を考慮し、今年度は今までの倶楽部の活動を一部見直し、会員が交流できる機会を増やしていきたいと思っています。(宮)

 今年度より事務局スタッフを務めさせて頂く事になりました。ここ数年は会報編集委員を続けていたせいもあって事務局に近い立場にはありましたが、これからは気持ちを新たにして倶楽部の運営に携わりたいと思っています。とはいえ、倶楽部そのものは特定の人によって運営されるものではなく会員みんなで創り上げていくもの。皆さんと協力し合ってより良い集いの場を醸し出せるようにして行きたいです。改めまして、どうぞ宜しくお願いいたします。(高)

 我が家の玄関の前の柘植、高さ1.8mくらいあるのですが3月末に土鳩に巣を作られました。
私と視線がピッタリで始めは巣をとりすてようかと思ったのですが、あっという間に巣ができ卵が1個産み落とされました。鳩は24時間タマゴを抱え、いつ自分の食事をするのか本当に一所懸命さが伝わってきます。平和の象徴の鳩が嫌われるのは糞で汚されるからでしょうか。何時生まれるか楽しみにしています。
 昨日13日に、前のお宅につばめが今年初めて飛んできました。私の家にも3個のつばめのお宿がありますが、昨年は子ツバメが2度落下しました。私の家にはまだですがそろそろ南の国から…。桜はまだですが季節のかわりを感じる今日このごろです。(白)

 今年は私の住んでいるところのツバメの初認が4月3日で、昨年より10日も早かったのですが、桜などの花は遅いようです。それも桜は波田町の島々地区で早く咲きはじめ、標高の高いところから下りながら開花しているところもあります。面白いものです。
 さて我が家の庭では、キジバトが小枝をくわえて何やら巣作りをしているようです。なるべく目と目を合わせないように気を使っていますが、眼鏡かけて四ツ目になっている女房には、鳥が怖がるので注意してもらいたいものです。(中)

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