Iターンネットワーク

新・信州人倶楽部


▲▲▲ 新・信州人倶楽部報 ▲▲▲



第78号

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  ◆忘年会、日時のお知らせ

 少々早いですが、皆さんの予定に組んでもらえるよう、忘年会のスケジュールをお知らせします。
昨年まで2回くろよんロイヤルホテルで行った忘年会ですが、「場所が遠い」ということで負担に感じる方が多いようなので、今回は松本周辺で行うことになりました。
 ただ、まだ場所の選定ができていないため、とりあえず編集会議で決定した開催日をお知らせしておきます。

日時:12月1日(土)PM7:00〜

 大勢の参加を願っております。

   ◆バーベキュー例会報告

 夏恒例のバーベキュー例会、7月8日に松本市梓川の梓水苑バーベキューハウスで行いました。当日になって体調不良で欠席された方がいましたが、それでも7名の参加者が集まり、美味しい食事と懇談で盛り上がりました。
 今回はサザエ、ラム肉の他、イワシの手作りハンバーグ、牛もも肉のローストビーフなど、今まで扱わなかった素材も安く調達できたので使ってみました。ちょっと美味しいものを少し、という企画でした。

 また、各自持参してくださった食材・サラダ、いなり寿司、おにぎり、フルーツなどもたくさんあり、皆で美味しく頂きました。
 参加してくださった方々には、ありがとうございました。

 

 

辻 正道

郷土に“いいもの”発見!

〜北海道大雪山にて〜


 今年の盆休みは長い。「願ってもない機会だ、北海道大雪山へ行こう」、最近にわかに山好きになった3番目の息子とこの春、迷わず決めた。北海道最高峰旭岳から北海道のほぼ中央トムラウシ山までのこの縦走路は北の大地、北海道の屋根を歩く山中2泊3日の遥かな山旅だ。

 8月11日 8:00成田空港発の飛行機が旭川空港に着き、すぐバスに乗り継ぎ、登山口旭岳温泉へ。ロープウェイで一気に姿見の池まで上がる。いよいよスタートだ。もうもうと噴煙を上げる山を見上げながら、急登2時間半、15:00旭岳頂上着。2290M.。
 天気は霧、展望はあまりきかない。次へ急ぐ。ここからは人が急にいなくなる。ほとんどがロープウェイで旭岳を往復するお客さんばかりのようだ。

 夕方になり天気も回復、周囲の山々が姿を表した。
 おお〜さすが大きい!スケールがちがう!夕焼けに染まる山を仰ぎながら、2人とぼとぼ歩く。銀泉台方面から1人登ってきた。

 「今日はどこまでですか?おにいさんはまだ若いねえ。私ももっと早くから山に登っていればよかった。もう、45ですよ」「いやあ、まだまだ、これからですよ。100までいきましょう!」19:00白雲岳避難小屋着。さっそく晩飯をつくる。山中7食はすべて湯を注ぐだけのパック食品だ。でもこれがうまい!山で食べるものはすべてうまい!インスタントの味噌汁だってカップラーメンだって最高だ!

 8月12日 4:30出発。今日は最高の天気だ。まさに北海道の屋根を歩く。今回の山旅のハイライトだ。赤、白、黄、紫、色とりどりの花が一面咲き誇る。

 なかなか本州ではお目にかかれない高山植物の女王コマクサをはじめ、北海道ならではのチシマキキョウ、エゾツガザクラ、エゾコザクラなど、花の楽園だ。ところどころに雪渓があり、冷たい水が滴る。この雪解け水でわかすコーヒーがまた格別だ。東には石狩岳、ニペソツといった東大雪の名峰がそびえる。北アルプスのように険しい山々ではないが、火山性のなだらかな大きな山なみがえんえんと続く。こんな雄大なながめはほかにはない。人はほとんどいない。

  15:30ヒサゴ沼避難小屋着。ここもすばらしいロケーションだ。トムラウシ山、化雲岳に囲まれた、湖畔の、雲上の別天地だ。ここで半日のんびり過ごす。至福のひとときだ。小屋には10名ほど、みんなつわものばかり。とりわけ隣の人はかなりの岳人のようだ。「だいぶ歩いているようですね」「北海道100名山はむろん、道内250ぐらい行ってるかな」「すごい!北海道の深田久弥だ!」上には上がいる。18:00時就寝。外はまだ明るい。この人、寝るのも一番早いが、翌朝起きるのも出発も一番だった。さすが〜。 

 8月13日 3:00時起床。外は暗いがもう小屋内はがさがさしている。4:00出発。天候は下り坂。雪渓を登り、日本庭園とよばれる、すばらしい雲上のロックガーデンを歩く。が、景色を楽しんでいる余裕はない。8:00トムラウシ山頂上着。2141M。大雨のうえ強風、なにも見えない。岩陰でコーヒーをすすり、記念撮影。こんなときもある。さっさと下る。

  黙ってひたすら歩く。早く温泉に入り、ビールを飲みたい。が、そううまくはいかない。最後に思わぬ難関があった。道が、どろどろ、ぐじゃぐじゃなのだ。ぬかるみ、ごぼり、すべり、転び、もう最悪だ。こんな道をよくみんな登ってくるものだ。この全くの想定外の悪路にうんざりし、大雨にずぶぬれになりながらも、15:00予定通り、無事トムラウシ温泉「東大雪荘」のりっぱな建物が見えた。

 やったー!全部脱いで、温泉に飛び込む。天国だ!

長野 鉄雄

閑散とした首都圏


 毎年今の時期になると、朝夕の通勤電車が普段の混雑がうそのように空いています。今日も、帰りの電車は座って帰ってくることができました。
 これだけ交通網や、文明が進んでいるにも関わらずその度合いと反比例するように東京への一極集中が進んでいます。
なぜこのようなことが起きるのかが自分でも不思議で、この時期はよくそれを考えさせられる時期です。

 私は、みなさんもご存知のことかもしれませんが、人が多いところが苦手です。しかし、この時期はとても東京は暑いながらも、とても快適なように思えます。
 その昔、東京への一極集中は、有楽町あたりに数件の金融機関が創業したことに端を発していると聞いたことがあります。その流れに乗って経済成長を遂げるために、ありとあらゆるものが東京に集中しだしたのでしょう。

 以前の会報にも似たようなことを書かせていただきましたが、もはや、東京への一極集中は時代遅れで、これからの経済の発展は、地方の発展なくしてはありえないのではないでしょうか。
 私も正直、東京での暮らしに疲れを覚えかけているからか、そのように強く思えてなりません。そうはいうものの、仕事のことを考えるとやむを得ないのかとも思います。

中澤 滋

信濃木崎夏期大学

〜石油文明は終わる、3.11後、日本はどう備える〜

 私にとって毎年恒例となった信濃木崎夏期大学、今年も行ってきました。
初日は「もったいない学会」会長の石井吉徳先生の講座で、「石油文明は終わる、3.11後、日本はどう備える」という演題で、原発依存社会からの脱却の仕方を、エネルギーの質を軸に話してくれました。
 会場には多くの人がいましたが、翌日の新聞によると、県内外の約250人が受講したとありました。すごいですね。

 原発事故後、伊東光晴先生が昨年の信濃木崎夏期大学で話された講座も印象深いもので、ご自身の体験から原子力ムラの特異性とその嘘に言及、私達が考えるべき原発とエネルギー問題の本質的解決の道順を示してくれました。今回のの石井先生は、「これからのエネルギー」と言われている資源利用についての、本当と嘘を見抜く力を持って欲しい、という興味深い内容でした。

 さて石井吉徳先生の講座ですが、先ずは自己紹介から始まりました。先生は東大卒ですが、そのまま大学には残らずに、(株)帝国石油、石油開発公団、(株)石油資源開発などに16年間仕事に就き、その間に実際に自分の目で見た開発現場の事実を講座の端々で紹介してくれました。
 またその後、国立環境研究所副所長、同所長の職に就き、環境破壊と環境保全の両極の立場も体験されたことも話されていました。

 さて講座の要点、私が理解した範囲ですが…、は次のようなものだったと思います。
 まず、地球は有限。エネルギー資源の質が全てに関与する、つまりエネルギーの質を理解すること。

石油ピークは文明ピーク
 石油生産が需要に追いつかないのが「石油ピーク」で、石油は流体燃料であり、プラスチック製品や、農薬、化学 肥料、道路のアスファルトなどにもなる多目的資源であり、そして石油は他の鉱物資源と違って自噴します。
つまりエネルギー資源を取りやすい、ということが特徴的だといいます。
 簡単に取れる石油などの資源は現在までに減り続け、今では技術力を駆使しての資源採取に取り組んでいるが、これらは莫大なコストを必要とする。

 またシェールガスの採掘では、鉱脈に水圧で穴を開けるために必ず環境に漏れることを指摘、米コロラド州では、井戸水を利用している蛇口の水が燃えている状態を写真で紹介していました。
このように新エネルギーの調達ではコストが膨大となることが多く、安易な期待に懸念を示していました。

メタンハイドレートは資源ではない
 「3R(減量、再利用、リサイクル)」の考え方も解説し、「廃棄物の再資源化には良質のエネルギーが必要になることが忘れられている」と指摘。「ゴミはごみでしかないこともありえる」とし、「まずは3Rの最初のR『減量』こそ必要」と訴えていました。
 エネルギーはEPR(Energy Profit Ratio)、つまり「出力/入力エネルギー」で評価する「質」が大事で、EPRが1以下の場合はエネルギーとして利用するにはロスが多すぎるとしています。この点からもメタンハイドレートは1以下なので、資源とは考えないのが望ましいと説明していました。
http://www1.kamakuranet.ne.jp/oilpeak/oil_depletion/netenergy.html

 福島原発事故以降のエネルギーの考え方、政府・メディア主導の数々の誤った視点にも、客観的な論拠で反対を唱える説得力のある話でした。

 また地球温暖化についても意見を披露、二酸化炭素の問題ではなく地球の長い時間に渡る自然現象であり、データを見せながら今は寒冷化に入っているとの見解を述べていました。

http://oilpeak.exblog.jp/18328015/

http://oilpeak.exblog.jp/8177019/

この寒冷化については、ジャーナリストの中にも同じようなことを言っている方がおり、あまりにも情緒的なキャンペーンが政府やテレビ・新聞などから発信されると、どちらが正しいのか迷うことが多いものですが、冷静に判断したいものです。

 先生が最後に私達に訴えたことは、世の中には情報が多いはずなのに、新聞・テレビでは知ることのできない情報が多すぎる。しかしインターネットを利用して情報収集をすることで、真実が明らかになることが多い。
 ようはそれらの情報をどの様にとらえるのか、それを各自で考えてもらいたい、という言葉で結んでいました。
インターネット利用の豊富な資料を見ながら、「なるほど」と思わざるを得ないもの多く、大変ためになる講座でした。



〜免疫の不思議 〜自己と非自己〜〜

 2回目の信濃木崎夏期大学ですが、今回は理化学研究所の免疫・アレルギー科学総合研究センター長である谷口克先生の講座に行ってきました。
 タイトルは「免疫の不思議 〜自己と非自己〜」というもので、「自己と非自己」に強く惹かれて受講することにしたものです。

 免疫は病原体から体を守る生体防御であると考えられているが、本質的には自己と非自己を区別するシステムで、自己に寛容である。自己とは何かを考える、というのが夏期大学パンフレットの案内でした。

 さて第1時限目の講座開始。
 最初の「免疫とは何か」、というのはなかなか難しくて、免疫学の歴史をたどるものでありました。
 ウイルス、ワクチン、抗体の話から免疫力の話となり、抗体の特異性・多様性を北里柴三郎氏が発見したことに話は進み、免疫受容体・リンパ球抗原受容体の話のあたりが一番分かりにくいものでした。
 免疫は自分と自分でないものを区別するシステムで、胸腺で自己・非自己が確立される、と言う話は興味深く、動物実験で胸腺を移植したところ、免疫も移植されたという話でした。
  そして「非自己以外は自己」、非自己を知って初めて自己を知る、という格言みたいなことも話されていました。

 次の第2時限目は、がん細胞は自己なのに、免疫治療は可能か?と言う話でした。
 免疫系は病原体成分をパターン認識し即座に反応する自然免疫系と、時間はかかるが詳細に病原体成分を見分けて個々に反応する獲得免疫系の二つの系からなっているそうです。
 そして自然免疫系は白血球、樹状細胞、マクロファージ、NK細胞などがある、と言う話で、だんだん難しくなっていきます。
 獲得免疫系はリンパ球が主体で、リンパ球に発現している一兆種類にも及ぶ抗原受容体によって異物成分を識別し、抗原と特異的に結合できる抗原受容体を持つリンパ球が増殖することによって反応が起こり、その反応は、初めての異物に対処するには時間がかかりますが、一旦リンパ球が増殖するとそれらは免疫記憶細胞として残り,同じ病原体が再び侵入したときには即座に対処できる仕組みになるそうです。

 そして、このような自然免疫系と獲得免疫系をつなぎ、それらの機能を増幅するシステムの存在が明らかになっていて、そのひとつにNKT細胞と呼ばれる細胞に話が進んでいきました。
 このNKT細胞は人類には一種類というのも興味深く、NKT細胞は、T細胞、B細胞、NK細胞に次ぐ、第4のリンパ球といわれるもので、NKT細胞をターゲットにおいた新しい免疫療法、NKT細胞標的治療はがん細胞をほとんどなくす、という画期的なものである、と言う話には驚きました。2011年高度医療承認を受け、今後のがん治療確立技術として期待されているそうです。

 さて第3時限目は、アレルギーは正常な非自己免疫反応か?、と言う話でした。
 花粉症、ぜんそく、そしてアトピーも原因はIgE抗体、と言う話から始まり、IgE受容体はマスト細胞の上にだけあるということ、また抗スギIgEが結合すると花粉症を発症するメカニズムについて説明がありました。
 そして乳幼児への安易な抗菌薬投与が、花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギー疾患増加の一因と考えられていますが、ヘルパーT(Th)1細胞とTh2 細胞のTh1/Th2細胞バランスの問題であり、TH1細胞が増加してTH2細胞が減少するとアレルギーを発症、ということだといいます。

 先生は 1945年に花粉症が急増したデータからも、アレルギー疾患は文明病であると結論づけ、その対策として、血中IgEの中和・除去、細菌のTh1/Th2バランスを整える、IgE産生細胞の除去、免疫抑制回路を利用した抗原特異的IgE産生抑制にある、と言っていました。

 さて、後日インターネットでも公開されているのを確認できたのでここに記述しますが、現在、鳥居薬品とスギ花粉症ワクチンの開発が進められていて、近い将来市場にお目見えするそうです。

 なかなか難しい講座でしたが、終わってみればなにやら満足感にたっぷりに浸っていました。今年もためになる講座に大満足でした。

 

だるちゃん(大町市)

会報を読んでみて 

〜「よりましょ」77号〜

 〜信州上田にて〜 辻正道さん
 長野県の災害の実態は知りたいので今の時期に於いては丁度良い本だと思います。9月以降に是非読ませて頂きたいと思います。

〜日本人に信仰心がないというが…〜 長野鉄雄さん
 芥川賞の鹿島田真希さんは名探偵コナンが好き。直木賞の辻村深月さんはドラえもんが好き。長谷川さんはウルトラマンが好き。なんかホッとします。
 私はガンダムのプラモデル、ファイヤーマンの合体ロボットを一昨年買って今も大切に持っています。それから、信仰心は哲学的に考えると難しい話ですが、軽く素直に考えると、多くの人が困難を乗り越える強さと人の幸せを喜ぶ優しさを持っていると思います。

〜蕎麦の話〜 Yoshiさん
 毎回初めてよりましょを見る人もいますので、蕎麦の話は何回聞いてもあきないと思います。いかにも信州らしい話題です。

〜連休の過ごし方〜 中澤 滋さん
 日曜大工や料理を趣味に持った人が一家に一人いると家族は大変助かります。好きなことをやっているから疲れないし、仕上げることの充実感もあります。ツタを2メートルも掘って親株を見つけとる。本当に根気の要る作業です。
  私の主人は75歳になりますが、農作業や大工仕事をやっている時は50歳に見えます。眠る、食べる、動くこの基本姿勢がしっかりしてます。

編集後記


 暑さの厳しい日、編集会議のため松本へ出掛けました。暑い最中に、もう忘年会の計画です。茅野の近辺では、皆さんに遠過ぎてお勧めできる所がありません。やはり、松本辺りが…そんな結論でホッとしました。
 回数を重ねる毎に、帰りは高速に乗らずに帰る道も使えるようになって来ています。地元なら「こっちがきっと」が上手く行くのに、土地勘の無い所では、とんでもない方向に進みます。
 時間のある時に、冒険しつつ帰りはのんびりあちこち迷っています。(倉)

 暑かった夏が過ぎ、未だ未だ蒸し暑い日が続いているのに暦の上ではもう秋のようですね? 夜になると虫の音が高く強くなっているのを感じるこの頃です!
 暑い陽射しの中を三人で松本の会議室に集合し、例によって脱線だらけのお喋りタイムを中澤さんが上手く纏めて下さり、なんとか今回も無事会報の発行に漕ぎ着けられました。
 編集会議もメンバーに恵まれて、つくづく幸せを感じる次第で〜す!(Toshi)

 今年はお盆を過ぎても連日30度を超える暑い日が続いています。そんな太陽のエネルギーを利用した太陽光発電ですが、初期投資がすごくかかるので諦めていました。

 そんなおり、昨年から松本市で事業を開始した初期投資ゼロ円の太陽光発電を進める、ソーシャルエネルギーのシステムを利用させていただくことにしました。
 9年間毎月、リース料みたいな使用料がかかりますが、電力会社への売電金額と相殺すると、大体5000円くらいの負担のようです。これを9年間続けたあとは、売電額は全て自分の利益になるというものです。
  トータルで儲けになれば良いな、とは思いましたが、世の中節電に汗を流している方々も多いし、我が家の照明も主だったところは全てLEDに変えたものの、原発ゼロ派の私としては、もっと電気を使わない生活をしたい、というのが最終的な決め手でした。

 もちろん短時間の停電リスクもなくなるし、ということで決めてみました。捕らぬ狸の皮算用で、収支がどうなるのか分かりませんが(笑)、とりあえずスタートです。(中)

 

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