Iターンネットワーク

新・信州人倶楽部


▲▲▲ 新・信州人倶楽部報 ▲▲▲



第85号

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   バーベキュー例会のお知らせ

 恒例の、7月に行うバーベキュー例会のご案内です。
 自然豊かな梓川の河原が目の前に広がるバーベキュー会場、今回も雨でも大丈夫なバーベキューハウスを確保しました。
 美味しい食材とレシピを今から考えています。そして久しぶりに会う皆さんとの懇談が楽しみです。お友達など、ゲスト参加も歓迎ですので、多くの方の参加、お願いします。


スケジュールは次の通りです。
日時:7月13日(日)AM10:00〜
場所:梓水苑バーベキューハウス
 Tel :0263−78−5550
    長野県松本市梓川倭4262-1
※駐車場は梓水苑駐車場ではなく、会場隣接の「松香寮大駐車場」をご利用ください。
会費: 1,500円(※印をお読みください)
※小学生までは無料としていますが、よく食べるお子さんの場合、自主的に一人500円追加して頂けると助かります。
※参加型バーベキューのため、会費とは別に大人1人あたり500円程の、好きな食べ物・飲み物などを持ってきてください。ご自分の食べたいバーベキュー用食材や、自家製サラダ、おにぎり、デザートなど大歓迎です。準備できない方は、500円分加えた会費(2,000円)をお支払いください。
申込:中澤まで
 電話:0263−50−6315
 Fax:0263−50−6512
 Mail:4792azusa@knd.biglobe.ne.jp
締切:7月7日(月)


 当日は、皆さん一緒にバーベキュー調理に参加してください。いつものように、男性諸氏にはかまど係をお願いします。
またゲストの参加も歓迎していますので、誘いたい方にもどうぞ声をかけてみてださい。ゲスト会費は、500円アップの2,000円(持ち寄り無しのときは2,500円)となります。多くの方の参加をお待ちしています。

総会報告


 今年の総会は、例年通りアルプス公園「森の入口休憩場」会議室で行いました。
 今回は予定した方が来られず、4名と少ない参加者でしたが、活発な意見交換ができたと思います。

 事務局から今後の活動として、長野県内の各市町村のアイターン支援状況をまとめるサイトを作ることを提案、皆さんも大いに賛同してくれました。今号の「事務局からのお知らせ」に、その内容を紹介していますのでご覧ください。
 今年度事務局体制ですが、昨年同様中澤以下3名で運営していきますので、よろしくお願いいたします。。

 
 
辻 正道

郷土に“いいもの”発見!

〜陸前高田にて〜


 ここは岩手県陸前高田市、ときは春まだ浅い3月22日(土)。仙台の郊外秋保温泉であった大学のクラブOB会のあと、一人で気の向くままやってきた。仙台から気仙沼行高速バスでまず南三陸町(志津川)で降りる。バス停の周りは本当に何もない。町はきれいになくなっている。一緒に降りた、ボランティアにきたという山梨の女子大学生ととりあえず「さんさん商店街」にいく。仮設復興商店街だ。プレハブのお店を一通りのぞき、近くのJR南三陸駅から陸前高田に向かう。もともとJR気仙沼線だが、駅も線路も流され、線路のあったところをアスファルトの道路にして専用バス(BRT)が走っている。

 気仙沼で接続が悪く、陸前高田市役所前に着いたのは夜9時半。市役所前といっても、仮設の市役所があるだけで真っ暗だ。電話で民宿、ホテルをあたるが、どこも中心部から遠く、ボランティアの団体客でいっぱいのようす。外は寒い。しかたなく歩き出すと仮設の居酒屋があった。ラッキー!とにかく入る。
 まずはあったかいところで腹ごしらえだ。へぇー、沖縄料理店か。ここでなんで沖縄料理なのかわからないが、カウンターにすわり、ゴーヤチャンプーとビールを注文。三陸の地魚と地酒といきたいところだが、そんなぜいたくを言っておれない。でもこれがなかなかいける。

 店のかたに聞くとママさんはこちらの人だが旦那さんは沖縄の方らしい。震災前は町でスナックをやっていたようだが、昨年できたこの仮設店で沖縄料理の居酒屋を始めたという。素材は沖縄から仕入れている。うまいわけだ。
 こうなったらビールよりやはり泡盛だ。沖縄料理とロックで飲む泡盛はさすがにうまい。ママさんにどこか宿はないか聞いてみる。すぐケイタイで代行タクシーをやっているご主人に相談してくれ、車で20分ほどのところに24時間営業の健康ランドがあるという。ご主人が送ってくれるそうだ。ベリーラッキー!野宿せずにすみそうだ。

 閉店の12時を過ぎ、午前1時半、ようやくご主人が仕事を終え店にこられた。沖縄から三陸にこられた身の上話を聞きながら、真っ暗な山道を走ること20分、無事、今夜の宿に着いた。代行代もいらないという。

 翌朝、外に出ると雪だ。ここは大船渡市との境にある峠の上、町にもどるにはバスもなく、とぼとぼ歩き出す。後ろからきた車に手をちょっとあげ、頭をちょっとさげると止まってくれた。
 ラッキー!「高田までお願いしたいのですが」「その手前までしかいかないよ」。「日曜日でも仕事ですか?」「いきものが相手なので休みなしだ」、「いきものって何ですか?」「野菜だ。水耕栽培でレタスを作っている。津波で土は塩分をかぶって全滅、2年前から水耕を始めた」「ほら、ここが仕事場だ」。
 そこには大きな丸いビニルテントがいくつもあった。その中に水槽があり、レタスを作っているのだ。「イオンに出しているが、なかなか評判いいよ」。
結局、奇跡の1本松まで乗せてくれ大助かり。「ありがとうございました。水耕レタス、買って食べてみます!」。

長野 鉄雄

あけぼの号の廃止に思う


 3月に、上野、青森間を走っていたブルートレイン寝台特急「あけぼの」が廃止になりました。これで現在日本を走っているブルートレインは定期列車では、上野、札幌間の寝台特急「北斗星」と札幌、青森間の急行「はまなす」だけになってしまいました。
 これらの列車も、北海道新幹線開通に伴い廃止になるのだそうです。

 かつては、早く目的地をめざすことが贅沢とされていましたが、バブル崩壊を境に世の中の価値観が一転し、ゆっくりと目的地をめざすことが、贅沢なこととなってしまったようです。

 わたくしごとではありますが、出張などでブルートレインの中でいろいろと思いを巡らす時間は、仕事はもちろんいろいろなことを考える時間が得られたのです。普段は考え付かないようなことがピンときたりしてとても貴重なものでした。このような思いをされたのはわたくしだけではないでしょう。
 もはや、旅情は新幹線やリニアモーターカーに見出すしかないのでしょうか。時代のながれだから仕方がないのかも知れませんが、また一つ古きよき時代の遺産が消えていくようでとても残念です。。

メールマガジンから

 メルマガ5月号 第53号

 メルマガ4月号 第52号

 メルマガ3月号 第51号

事務局から

市町村Iターン支援策調査


 今年の総会で事務局から提案したことの1つに、長野県内各市町村のIターン支援策を調査する、ということがありました。
 南北に大きく気候風土・文化も違う長野県では、Iターンする場所を決めている人はいいですが、そうでない人がIターンする場所を決めるのは結構大変なことです。

 以前皆さんに「町会費など移住後に必要となるお金や、地域の活動・参加しなかった場合の出不足金など、想定外の出費と、料金の違いの大きい下水道料」のアンケートをお願いしたことがありましたが、7名ほどの回答しが集まらず、倶楽部ホームページで紹介するほどの資料にできなかったことがあります。

 そこで今回はより詳細に各自治体のIターン支援策を紹介するため、市町村に直接聞くことにしたものです。
 方法はアンケート形式の調査票を作り、各市町村にメールなどで問い合わせるようにして、5月に入ってから送り始めました。
各自治体のメールアドレスが分からないので、とりあえず長野県の市町村紹介べーじにあるアドレスを利用したり、市町村独自のHPからフォームで送信したりと、少し苦労するものの、5月20日頃には終えることができました。

 中にはエラーで戻ってきたアドレス、どうにもアドレスが分からないところが3町村ありましたが…、今後再調査してみます。
さて、5月10日から集まり始めた調査票、現在までに19市町村分が届いていますが、小さな町村から速く回答が集まっている感じがします。回答内容も丁寧なところと事務的なところがあり、なかなか面白いものです。

 県内77市町村のうち、今後50自治体・7割くらいまで紹介できれば、現在Iターンを考えている人の参考資料になると考えています。
 調査結果内容は、「Iターン支援・市町村紹介」というトピックで紹介しています。各市町村の取り組み状況、比べると面白い発見もあります。興味ある方はのぞいてみてください。

 

編集後記


 遅い蓼科にも春がやってきて、5月に入った今、桜が満開です。
 いいのかなぁ?と躊躇しながらも図々しく編集委員をまたもやお引き受けしてしまいました。
 足を引っ張り、好き勝手なことを言わせていただき、なんと気楽なお役目でしょう! それでも良いとの中澤さんのお言葉に甘え、今年もマイペースで参加させていただきます。
 消費税が上がり、年齢とともにパワーは下がり、家が大好きに益々拍車がかかって半ひきこもり状態です。
 貴重なお出掛けの機会と、松本まで出ることになります。(倉)

 初夏の日差しが肌に痛い日が有るかと思えば、寒さに鳥肌が立つような日が有ったり、春がほんの少し前に通りすぎたばかりだというのに。もって今回も中澤さんに甘えて中身は全てお任せ!だから編集後記も特に書くこと無しなのです。
  皆さん会報の感想をお聞かせ下さいね!皆さんの反応が見えないと何だかツマンナ〜イ!で〜す!!(Toshi))

 庭仕事が増えた5月の連休後、女房が側溝の掃除を始めました。もう10年以上も掃除していなかったので、落ち葉の下の堆積した土が美味しそうで、スコップで取り出すとミミズがうようよいます。
 手で土をほぐすと、ミミズの糞で土が団粒構造になっています。これは願ってもない良質な肥料分を含んだ有機用土です。と言うことで、土嚢袋を買いに行き、とりあえず10袋ほどに用土を入れておきました。
 これから畑の野菜の株もとに置いてみたりと、いろいろ使うことが出来ます。南側の側溝はまだ手を着けていないので、まだ10メートルほど収穫?できそうです。(中))

 

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会報目次

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