Iターンネットワーク

新・信州人倶楽部


▲▲▲ 新・信州人倶楽部報 ▲▲▲



第87号

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   忘年会のお知らせ

 今年の忘年会は、「よりましょ86号」でご案内したとおり、松本駅前のホテルブエナビスタ「聖紫花」で、中国料理の宴会を行います。
飲み放題付きのお手頃価格ですので、皆様の参加をお待ちしています。
スケジュール
 日時:12月13日(土)PM7:00〜
 場所:ホテルブエナビスタ(1階)
     中国レストラン 聖紫花
 会費:5,000円
お子さん連れの方には「お子さまプレート(1,000円)」が用意できますので、利用される方はお申し出ください。この場合フリードリンクは付かないので、別途のお支払いとなります。
 申し込み:12月6日(土)迄
※ビンゴゲームに参加される方は、参加料500円が必要となりますので、会場で会費と供にお支払いください。
※宿泊の方は、忘年会割引価格としてシングル6,500円(朝食付7,700円)の部屋が用意できますので、ご連絡ください。宿泊料金は各自チェックアウト時にお支払いください。
※ホテルへは、JR松本駅「お城口」から徒歩7分、バスターミナルからは徒歩5分です。また松本駅「お城口」を出て、右手駅前ロータリー内から、ホテル行きのシャトルバスが随時運行していますので、ご利用ください。
早めの参加申し込み大歓迎です。どうぞよろしくお願いします。

辻 正道

郷土に“いいもの”発見!

〜黒部五郎岳にて〜


 ヤッホー! 10月12日(日)、午前10時40分、ついに黒部五郎岳頂上(2840m)に着きました。ここは、念願中の念願、水晶岳(黒岳)と並ぶ、北アルプス最奥の山、富山、長野、岐阜、どこから入っても3日はかかる、下界からは見えない、深田久弥絶賛の名峰です。おかげさまで天気は最高!空はまっ青、雲ひとつなく、風もありません。誠に申し分のない天気です。

 猛烈な超大型台風19号は遅れて接近の様子、てるてる坊主を1週間前から家の軒にかけたかいがありました。北に剣・立山・薬師、目の前に、黒部川源流の谷を隔てて水晶・鷲羽、南は槍・穂高・笠・乗鞍と続き、さらに遥か南に白い噴煙を上げているのは?御嶽です。長年かけて歩いてきた、北アルプスの名だたる名山が、実にクリアに一同に見渡せ、感無量。

 今回は、初の、息子3人そろっての山旅です。10日(金)の深夜、富山のホテルに、仙台、大阪、名古屋、そして私は仕事先の秩父から、それぞれの仕事を終え、集合。昨日の朝、富山折立から入り、太郎平小屋に1泊、そして今朝4時半、ヘッドライトをつけて出発しました。今日の行程は北ノ俣岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳を経て、双六小屋まで、延々山道24キロ、実に14時間の長丁場です。

 北ノ俣岳手前の稜線上で神々しいほどのご来光を拝み、朝食。朝の冷涼な空気のもとでいただくコーヒーは、格別です。ライチョウの親子が7羽、ハイマツの中からチョロチョロと出てきました。山は誠に静かで雄大です。勿体ないくらい静かな、遥かなる山旅です。
 途中で出会った人はわずか2人。快晴の秋の3連休というのにみなさん、どこへ行ったのでしょう。川越から来たというおじさんが声をかけてきました。「若いかたの中に、ひとり年配のかたが混じっているようだが?」「いや、みんな私の息子です」「へえー、すごい!写真をぜひ、撮らせてほしい。朝礼でみんなに紹介しよう!」

 先はまだ遠い。ここから、黒部五郎小屋まで一気に下ります。途中、せせらぎの音が聞こえてきました。すばらしい、水場です。うまい!頂上直下,木も何もないのにどこからこんなきれいな冷たい水が流れてくるのでしょう。誠に天の恵み、神の水というべき、カールの底に湧く清水です。黒部五郎の雄姿を仰ぎながら、そのカールの懐でいただく昼飯、ウイスキーをちょっとなめます。至福のひととき、感謝。

長野 鉄雄

南信州を訪ねて!


 私は、8月末、10月の連休とそれぞれ飯田市、下伊那郡大鹿村へ行ってきました。
 飯田市を訪れたのは、なんとなく飯田線に乗りたくなったからです。豊橋から3両編成の特急電車でのんびりと飯田まで行ったのですが、走行途中、車窓の名所のようなところでは車掌さんの案内放送とともに列車が速度を落とすなどの演出や、途中車体に沿線の草木の枝葉が触れるなど、情緒豊かなこのような列車がまだあったのかとほっとしました。約2時間ほどですが、久々に旅らしい感じでした。
  飯田駅の前には3階建のスーパーがありましたが、物は豊富にまた従業員の方々もいらっしゃるのですが、お客さんがとても少なく物さみしい感じがしました。

 また、10月の連休中には以前、倶楽部の例会で訪れた大鹿村に行きました。この時期は一人だけで泊めてくれる宿がなかなかなく、ようやく2軒見つけ、一泊目は大鹿村より南の飯田市上村のしらびそハイランドに、二泊目は大鹿村の塩湯荘という旅館に泊まりました。
 大鹿村は、連休の中日で天気が良いにも関わらず、観光客と思しき人はほとんどおらず、塩の里という道の駅を小さくしたようなところの駐車場もがらがらでした。また以前きたときにあったコンビニもありませんでした。

 この大鹿村に今、リニアモーターカーが南アルプスを貫いてやってくるのだそうです。
 リニアモーターカーの技術は走行面にだけ目を向ければ素晴らしいと思います。しかし、今の日本ではリニアモーターカーの開通以上になされなければならない事が山積みです。また、これ以上、自然に逆らうことをすれば人類に災いをもたらす気がしてなりません。南アルプスにトンネルを貫こうとすれば、工事中あるいは列車走行中に大地震その他落盤などの大災害で、多くの犠牲者が出る可能性も否定できません。
 今年は新幹線が開通して50年になるのですが、そのときと今とでは時代的背景が大きく違います。リニア以上にやらなくてはならないことがあり、また自然を後世に残すことが大切なことと感じています。

中澤 滋

ご飯がグレードアップ


 我が家では松川村の農家と契約して、もう長いこと無農薬・無化学肥料のお米を食べてきました。そしてお米を炊くのは炊飯器ではなく、20年ほど前から伊賀焼きのご飯釜を使ってきました。
 しかし昨年の夏頃からか、火にかけていると、お釜側面からぶつぶつと黒いアクみたいな汁が出てきて、それが焦げて固まるようになったのです。しかも洗うときに水で濡らすと、その固まりから黒紫色の汚れが沢山出るようになり、いよいよ限界のように思えてきました。

 そこで新しくご飯釜を探してみると、クリヤマの「かまどご飯釜」なる商品がありました。これは外釜と米を入れる内釜が別になっていて、いわゆる「かまど構造」になっているものなのです。「これは良さそうだ」ということで、4合まで炊けるものを購入してみました。すると今までよりも炊きあがり時間が短くて済み、強火12分で消火した後、そのまま20分おいて蒸らせば出来上がります。
 そして最大の関心事ですが、この釜で炊いたご飯の味が今まで以上に美味しくなったのです。メーカーの言う、「大火力で一気に炊き上げる」ことにより、釜から沸々と出る蒸気は激しく、でも蓋から出る汁は少ないので、ふっくらで米の甘みも旨味も逃さずに、美味しく炊きあがるようです。
 「これは、もっと早く買えば良かった」と思うほどの味の違いで下。さらに言うと、今年の春、ガスコンロを最新式のものに交換したので、ガスの火力が強くなったため(プロパンガスなんですが…)、1合以下の場合は8分、2合以上の時は9分で炊きあがるようになり、ガス代が少なくなった感じです。

 さて、あまり考えてこなかったお米の鮮度について考えてみると、月に1度6kgの白米を購入する我が家のペースでは、最後に残ったお米は1か月以上前に精米されたものになります。今までは、かまど釜で炊くご飯が美味しくて全然気にしていませんでしたが、一般には精米後一週間くらいが美味しい味の限度、ということが言われているようなのです。また玄米もたまには食べたいので、農家に玄米を1kg頼むこともあり、家庭用の精米機のことが何となく気になっていました。

 それでこの際だからと調べ始めたのがこの9月に入ってのこと。まず、道場六三郎氏がプロデュースした山本電機の精米器がずいぶん人気を呼んでいるようで、そのメーカーの最新のものを購入することを考えたのです。でもさらに調べてみると、同社製品他、ほとんどの家庭用精米器はプロペラ状の羽を回して米をかくはん、それで精米する方法で、業務用の圧力式というものとは違うことが分かってきました。
 しかも、かくはん式ではお米が砕かれることも多いそうで、また精米中に米の温度が上がるため食味は劣化する、という情報も出てきたのです。

 毎食2人で一合くらいしか食べない我が家では、もちろん業務用精米器など必要ないし、女房が反対する顔が目に見えるようでした。それでいろいろ調べて行き着いたのが、象印の圧力巡回式精米機だったのです。 同社のモデルは3種類ありましたが、マイコン式の同社製品を10年以上使っている方のコメントが有り、それが参考になりました。
 その方は自分の使っている精米器が好きで、部品を何回か交換するなどして大事に使ってきたといい、もし機械が完全に壊れたらどうしようかと心配になり、あるときネットで調べたら、2012年に後継機が出ていて安心した、そんなことが書かれていました。

 最初は山本電気の製品を買うことを考えていた私ですが、同社最新のものは今年8月に製造開始、となると初期不良のことも気になるし、それよりも長年じっくり同じモデルを製造している企業の方が信頼度は高い気がするのです。そして先ほどの方のコメントにあった、「新モデルをひっそりと出した印象」という言葉にも好感が持てたのです。
 そして象印の家庭用精米機(2〜5合) BT−AF05を購入することにして、安い店をいろいろ調べていくと結構高いお店が多いのです。それでもなお探して、最後にはアマゾンで2万3000円ほどと、思いのほか安く買うことができました。
 そして予定通り9月21日には精米機が届きました。今まで玄米を1キロ購入して何回か炊くことがありましたが、これからは自分の好みの分づきで食べることができるので、それも楽しみです。

 ということで9月から精米機を使ったご飯を炊いていますが、香りがアップ、そして甘さも今まで以上に感じられます。機械音は掃除機くらいの音でうるさいですが、5分位なので我慢できます。また精米後の米の温度も「温もりが感じられる」そんなところなので、米の劣化も少ないと思います。
 また家庭用の精米機では業務用と比べて精米後の色があまり白くならない、と言うことが言われていますが、「精米強」モードではとても白く出来るし、まだ試していない「無洗米」モードもあります。 しかし食事前の毎回精米するのは大変なので、5合ほど精米して、残りは冷蔵庫に入れる、現在はそんなやり方をしています。

 これで美味しいお米、精米機、そしてかまどご飯釜のトリオで、今までで最高のご飯が食べられるようになったのです。もうこの先、ご飯が食べられなくなるまで(笑)、このトリオで行くつもりです。

メールマガジンから

 メルマガ9月号 第57号

 メルマガ10月号 第58号

編集後記


 ふと外を見れば、気付かぬうちに植木センターのもみじが色付いていました。
 年を重ねれば、重ねるほど時の流れを早く感じます。理由をどこかで読んだのに、記憶に残っていないのは、自分が納得できる説明ではなかったからでしょうか。
怠惰に過ごす時も、情熱をもって必死で動いた時も、去ってしまえば同じように思い出します。こんなことを書きたくなるのも秋の感傷でしょうか。(倉)

 大騒ぎした台風が過ぎ、秋の紅葉と冬の寒さが一緒にやって来た様です。皆さんも風邪等ひかれない様にご用心下さい。
さて今回の会報も編集長任せで我々は何もしないで楽をさせて貰い、皆さんに申し訳ない様な有り様でしたが、何だかマジックみたいにきちんと会報になっております。楽しくお読み下さいね!
 ところで秋と謂えば私にとっては新蕎麦の季節です!この会報が皆さんのお手に届く頃には今年の目玉であるヒスイ蕎麦の刈り入れも済んで新種の蕎麦の味見をしている事でしょう。次回にはご報告致します!お楽しみに!(Toshi)

 今年は熊の出没ニュースが多くて、自宅付近でも熊が捕獲されたり、目撃情報があるので、毎日5時前の早朝ウォーキングは中止にしました。そのかわり波田にある扇子田運動公園に行って、オスカーの運動がてら走ったり、歩いたりと少しですが運動しています。
 それでも歩く距離が減ってきたので、スーパーなどの買物に行ったときは、駐車場所を遠くにしたりしてなるべく歩くようにしています。店の入口近くを求めてうろうろする車が多いですが、年を取ったら歩いた方がいいですよね。(中)

 

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会報目次

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