Iターンネットワーク

新・信州人倶楽部


▲▲▲ 新・信州人倶楽部報 ▲▲▲



第88号

●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●●

   総会のお知らせ

 次回の総会は下記スケジュールで行いますので、皆様の参加よろしくお願いいたします。
日時:4月26日(日)
 午前10時〜12時
場所:アルプス公園「森の入口休憩所」
 問合せ:アルプス公園サービスセンター
 松本市大字蟻ケ崎2455番11
 Tel:0263-34-5640
会費:500円(昼食代)
 ※倶楽部補助があり、この金額になります。
申込 中澤まで
 Tel :0263-50-6315
 Mail :4792azusa@knd.biglobe.ne.jp
締切り:4月19日(日)
 総会は「森の入口休憩所」の2階会議室を利用します。また会場に一番近い駐車場は、東入口駐車場となります。

辻 正道

郷土に“いいもの”発見!

〜岸和田にて〜


 ここは大阪府岸和田市です。勇壮なだんじり祭りで有名です。次男夫婦がここの社宅に住んでいるあいだに一度訪ねたいと家内が言うので、2人でやってきました。新大阪からJR阪和線もしくは南海本線で和歌山方面へ1時間ぐらい南にいきます。松本を朝7時の特急しなのに乗ってから4時間半、JR東岸和田駅に着くともうお昼前です。

 「まずは昼飯だ!」と、息子お勧めの漁師家「幸」へいきます。岸和田に漁港があり、魚がとれるとは全然思ってもいませんでした。地元客で店はいっぱいです。
 泉州名物アナゴ丼からいきます。「うまい!身がとろけるようにやわらかい」続いて地魚のお造りです。タチウオに鯛に、カンパチ、いずれも朝水揚げされたばかり、脂がのり身がしまっています。昼間からお酒とごはんが進みます。最後は泉州名物たこ飯です。紀淡海峡の速い潮流にもまれた逸品。
 店の前の生け簀には大きなたこが壺から顔を出しています。いや〜、もう満足です。山国信州から岸和田にきた甲斐がありました。港にいくと結構大きな漁船が泊まっています。「小さくていいので退職金で船を買って漁師になりたいね〜。やはり一本釣りでしょう!」

 食べたあとは車を置いて街をぶらぶらします。岸和田城のお濠のまわりは手ごろなウォーキングコース。五風荘は地元の財閥寺田氏が築いた邸宅で、2400坪の広大な敷地に名園があります。座って庭をながめていると気分がなごみます。そのまま紀州街道へ。

 ここは城下町特有の狭い旧道でところどころカギ型になっており、4トンもの地車(だんじり)が全速力で急旋回する「遣り回し」の最大の見せ場です。今日は人も少なくとても静かです。 洋館2階建てのレトロな本屋さんも老舗の和菓子屋さんも営業しています。街道の中央に本町資料館・観光案内所がありました。中にふらっと入ると地元のかたが数名いて、いろいろ説明してくれます。地元画家の描いた水彩の絵ハガキを数枚求めました。

 写真よりあっさりして町の雰囲気がよく出ています。「だんじりの写真いっぱいあるけど持っていかないか」「ありがとうございます。ではお言葉に甘えて地車の見事な彫り物の写真いただきます。いい記念になります」息子の嫁さんが『保存版ふるさと岸和田』を目ざとく見つけました。
 「その本、市制90周年で一昨年出たばかり、昔の紀州街道、本町の町並み、だんじりの貴重な写真がたくさん出ているのでここにおいています」「それ、うちの本です!お役にたっているようで本当にありがとうございます」

 「 ぼつぼつ宿にいこうか。早く温泉に入ってゆっくりしたいね」奥水間温泉に向かいます。となりの貝塚市より古刹、水間寺を経て車で30分あまり、山あいの一軒宿に着きました。息子夫婦も大の温泉好きなのでこのあたりの温泉はかなり詳しいです。こんなところに温泉があったとは。とても静かないい宿です。
 お客さんは土曜日なのにほとんどいません。露店風呂からはイワナがいそうな清流と1本の枝振りのいいもみじの木がながめられ、秋の紅葉もまたよさそうです。結局、息子たちも好きなビールを飲んでしまい一緒に泊まることになりました。

 有馬や白浜など有名な温泉地はいろいろありますが、ここで十分です。なにより静かなのがいい。今夜は瀬音を枕にゆっくり休めそうです。「岸和田も近くにいいとこいっぱいあるね〜」

長野 鉄雄

生活コストダウン&ダウンサイジング


 みなさん、お元気ですか。
 最近、生活の厳しさもあり生活コストの削減と規模縮小に取り組み始めました。
 物はとにかく必要最小限なものにしようと思い、処分を検討し始めたのですが、現代は買う以上に捨てることのほうが、費用その他の面で非常に大変なことであるということを痛感しました。大きな家具や家電を購入なり、譲渡されるなりで手に入れた時に廃棄するとき、どうするのかをまったく考えていなかったつけが廻ってきた感があります。

 また食事についても生活コストダウンの観点から、休日はこれまで一日3食だったのを2食に抑え、やむなくそのうち一食はカップラーメン類にするなど、非常に厳しい状況にあります。また通信コスト削減においても、スマートホンを辞め、ガラケーに変えることにしました。

  それから現在の住まいがJRの駅から遠いこともあり、12月、1月は夜遅いと寒さと疲れを理由にタクシーでほとんど毎日帰宅という状態でした。ここで膨大な出費となりました。
それゆえ別のJRの駅から徒歩10分以内の物件に引っ越すことにしました。その際、これまでの間取りは2LDKでしたが1LDKの間取りに落とすことにしました。

  みなさんも家具や家電を購入されるときに、手放すとき、廃棄するときにどうするかを考えながら購入されるのがよいかと思います。
 最近は心身とも疲れすぎているせいか、楽しいとか面白いとか感じるものがなくなってしまったので、それを見つけ出すのが今の自分の課題です。

メールマガジンから

 メルマガ1月号 第60号

 メルマガ2月号 第61号

編集後記


 誰かが暖冬って言ってたはずなのに、毎日よく冷え込んでいます。
 子供の頃は指先がちぎれるほど痛い中、元気に走り回っていましたが、今はだらしなく、散歩を早めに切り上げて帰ります。
 家の中も中々温まりません。これは年のせいで代謝が落ちたからと嫌な意見を述べる奴が… 確かにすぐに暖かくなった手足もマッサージしたり、ストーブの前に移動したりしても冷たいままのことが増えました。暑いのは嫌いだけど、こんなに寒いのも嫌だ!と心の中で叫んでいます。
 今回も中澤さんにおんぶに抱っこ。重い私をよく受け止めてくださいます。(倉)

 暦では立春を過ぎ、雨水に入ったというのに今年は雪が良く降りますね。冬はまだまだ続きそうです。さて前回ヒスイ蕎麦の味についてご報告の約束をしていたので、忘れずに書くと致しましょう。
 結論から申しますと、作物としての蕎麦の出来高は天候の影響で最悪でした。予定の3割しか取れず、12月初旬のヒスイ蕎麦講座では、普通の蕎麦を代わりに打って食べる有様でした。それでは皆さんに何も報告が出来ないと思われますヨネ??… でも大丈夫!!講座の一月前に生坂村で「ヒスイ蕎麦の新そばを味わう会」という新そば会が行われ、そこにしっかり試食に行ってきたのです。…ではそのお味は?
 まず色合いは普通より少し白っぽいベージュ色で、わずかに緑色がかっています。でも“ヒスイ蕎麦”という名前から想像した程濃い緑色ではありませんでした。ここでも天候の影響の為か香りも思った程強くは感じられません。唯、喉越しというか口に含むと信濃一号よりも甘みがもう少し強く感じられました。今迄の蕎麦と何処が違うと言われると「う〜ん??」と言った感じでした。
 私としてはせめて平年並みの天候状態で採れた年にもう一度味見をしてからご報告したかったなー!!という感想を申し上げて今回の編集後記とさせて頂きます。
 皆さんまだまだ暫く寒さが残りそうですので、ご健康にお気を付けください。では…。(Toshi)

 この冬は12月から寒くて、たびたびの降雪もようやく終わりそうな3月です。まだスタッドレスタイヤは履いていますが、今月後半には夏タイヤに交換できるかな?
 さて、市民農園を借りていましたが、5年の契約期間が終わり、返すことになりました。せっかく土壌も良くなったのに残念ですが、仕方ありません。知人に相談したところ、ある農家の方が畑の一画を貸してくれるようです。良かった!
 これで今年も野菜作りを楽しめます。(中)

 

●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●●

会報目次

みんなで発信おたより紹介今までの活動の紹介新・信州人倶楽部に興味のある方へ
TOPページ

●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●● ●●●


Top 234-60


ANAショッピング案内