新・信州人倶楽部メールマガジン　　━ 第96号━

発行：新・信州人倶楽部　事務局

　こんにちは。「信州からの便り」第96号をお届けします。

　この冬の寒いこと、氷点下10度近い日が続いています。日中も氷点下の日もあり、太陽が出ているとホッとします。先日南岸低気圧が通って、松本地方にも本格的な雪があり、松本市で22センチを観測しました。幹線道路はだいたい除雪していますが、生活道路には雪が凍り付いた状態なので、車の運転は慎重にしたいものです。

　それでは今号もいくつかの話題をどうぞ。

●チョコ（茅野市）

　雪がいよいよしっかり積もり、小鳥たちの餌も乏しくなってきました。
　毎日毎日入れ代わり立ち代わりやってくる小鳥たち。ベランダに来る小鳥たちは双眼鏡で観察していましたが、今度はすぐそばで見ることができます。

　初めて、珍しくもないと言われそうですがスズメもやってきました。
　昔、巣が壊されてかわいそうと引き取ったスズメのことを思い出します。すっかりなついてチュンチュン鳴きながら後を追ってきていました。残念ながら彼らに与える餌の調達ができず…とても悲しい思い出です。スズメは賢い鳥ですし、穏やかだと思います。嬉しくって眺めています。

　今年初めてやってきたのが、カワラヒワです。本当に地味な羽の下にきれいな黄色がのぞいています。シジュウカラやヤマガラは、一粒くわえると、翔んでいって、近くに有る花桃の木で食べて、又取りにやってきます。カワラヒワはず〜っとその場で満足するまで食べ続けています。
　昨日はシジュウカラ同士の喧嘩を見ました。騒がしいので目をやると、細い足を絡めて戦っています。
　そのうちに一羽がお腹を出しました。動物たちと同じようにお腹を出して降参サインなんて…こんな近くでなかったら見ることはできませんでした。

 

●だるちゃん（大町市）

　次期の「よりましょ」が100号になります。まだまだ先は長いと思いますが編集局長の中澤さん、役員のかたがた本当に有難うございます。

　2003年４月に会員になって以後、新・信州倶楽部の存在は励みでありました。当時阿南町の伊豆光枝さんと入会したのが同時期だったと思います。2004年（平成16年）
　「信州で暮らしませんか？30人が綴るＩターン物語」の本を、編集工房安曇野で出版されました。その中に中澤さん、伊豆さん、会員のかたがた、非会員のかたの文も読み、なんて素晴らしい人生の乗り越えかたをする人達だろうとひどく感激しました。
　今読んでも新しく、指針になります。皆、大賞にふさわしいと思いました。

　それから15年、中澤さんの皆を正しく先導する姿は変わらずＩターン者、Ｕターン者の希望に寄り添って努力されています。
　100号が一つの竹の節のような気がして御礼を言いたくなりました。今後ともよろしくお願いします。

●中澤　滋（松本市）

　今月22日の雪は東京や関東地方でも積もりましたが、松本市街地から西に12kmほどの山沿いにある我が家では40cm近く積もりました。当日の夕方には30cmを超える積雪となり、カーポートの雪下ろしをしました。
　昨年から新しい道具を使い出し、カーポートの前後に大きな脚立を設置して長い雪かき棒で雪を落としていきます。片側の半分が終わったら、反対側に回り同じように雪落としです。作業は30分ほどで終了、脚立を片付けて今度は下に落ちた雪を辺りに出したり、庭の隅に積んでいきます。

　ここで活躍するのが、今年から使い始めた小型の雪かきダンプ。以前はホームセンターで購入した赤色のママさんダンプというもので、プラスチックが割れてきてしまい昨年買い換えたものです。昔買った金属スコップの品質が気に入った金象印・浅香工業のスノーカートというものを見つけて、それを購入しました。そして雪押しスコップはホームセンターで金属刃付きのものを購入。

　やはり道具がよいと作業も楽ではかどります。ただ雪をはじく防水スプレーを吹きかけるのを忘れてしまい、数時間後にはスコップに雪が付き始めました。次回はちゃんと準備をしてやりましょう（笑）。

　長野県に移住するための情報サイトの紹介です。