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●倉林 優子(茅野市)
昨年は体調が悪く散々な年になりました。
不思議なことにそのようなことを感じていた人が結構多いこと。自分自身の体調、周りの人達の不調、事件 そんな年回りがあることは昔から感じていました。
だから年末に向かい来年は吹っ切れる!と言い聞かせ乗り切りました。
年が明けても、未だびっこを引き夜になると靭帯を伸ばしたところが特定できるような痛みに襲われたりもします。でも、年が変わった!これからは良い方に向かう!と暗示にも似た心構え
物事は考えようでそのような一年を過ごしているうちに、これは私がやらなくてはならないことと思っていたことも もういいや。やれることはやってきた。と辞める決心がついたこと。
今までを振り返っても、必ず自分自身の奥深くで辛くなっていたことから離れる機会が与えられてきたと思いました。
人生は結構良いもの。【人事を尽くして天命を待つ】 本当だなぁとしみじみ思います。
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●松田 房代(安曇野市)
昨年、須坂で用事を済ませた後、帰宅にはまだ早かったので「須坂市動物園」に寄ってきた。お目当ての動物は「カンガルー」。 ちょうどメスのカンガルーのお腹の袋の中に赤ちゃんカンガルーがいることで話題となっている。
市で経営していることから、入園料が安い、春には隣接する「臥竜公園の桜」で訪れる人が有名である。
数年前には「ハッチ」の名で知られた人気カンガルーがいた動物園である。私が出かけたのはお昼過ぎ。食後の私も動物たちもお昼寝の時間である。
ほとんどの動物がお休み中ではあったが、お目当てのカンガルーは飼育員に甘えて何かおねだりしているようであった。逆にオスのカンガルーは見るに堪えられない姿で昼寝中であった。
その後はトラやカピバラなど携帯で写真を撮りながら1周してきた。小さい動物園ではあるものの、そこそこ飼育している動物の数はあると思う。
けれども、私の自宅周辺ではサル・タヌキ・ハクビシン・クマ・イノシシ・シカ・トンビ・ワシなど野生動物が出現するので、あえてこれらの動物の前ではじっくりと時間をかけることはなかった。
以前、『人生においてだいたい3回ぐらいは動物園にでかけるだろう。』と聞いたことがある。子供の頃、親と出かける・デートの場所として出かける・家族ができ、こどもを連れて出かける・・・。
なるほどと思ったのは、まさしくこれらに当てはまる人とすれ違っていたのである。と、なると1人で訪れていた私は1人。『まっ、こういうお客がいてもいいか・・・・。』と開き直って1周してきた。
両親が決まって『動物園』の話をする出来事が我が家にはある。
私に記憶が無いのだが、家族で『動物園』へ出かけることになった日のことである。
お弁当を作って、準備万端で駅に着いた時の事である。
『財布を忘れた』のである。しかも2人共。仕方無くその日は諦めて帰ることにした時、駅長さんから声をかけられたのである。「どうされましたか?」「いやー家族で動物園に行く予定でしたが財布を忘れて今日は帰ることにしました。」
「せっかく、ここまで来たのだから、それにお子さん楽しみにしてたでしょう?」
こんな会話があり駅長さんは家族分の電車代を貸してくださることになったそうである。さらに、「動物園の入園料も・・・・」と余分に頂くことになった。
駅長さんの善意を受けお金を頂くと同時に住所・名前・電話番号を書いたメモ紙を渡して「明日、お返しに伺います。すみません、お借りします。」と、家族は無事に『動物園』に行くことができた。
翌日、母親は借りたお金とお礼の品物を持って私を連れて駅長さんにご挨拶にでかけた。
必ず決まってこの話題になると閉めに「あの頃は親切な人がいたものだ。」としみじみと思い出話にふけっていた両親の声が聴こえてきそうな今日この頃である。
猪年の今年、どんな1年となるか?できるだけ笑うことの時間が長くなるような1年と望みたい。けれども、田舎生活のなかでいきなり車の前を全速力で走って出没はしてほしくない。
車の修理費の請求書を渡すことができずに悔しい思いはしたくないと、山麓線を運転しながら思うことである。
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◆今年も健康に…◆ |
●北村 明子(大町市)
新しいテレビを買ってから直接録画できるってどうやるんだろうと不思議でありました。年末紅白歌合戦をろくに見ないで寝てしまったので残念がっていたら正月帰っていた子供がポータブルハードディスク等を買ってきて取り付けてくれました。お嫁さんが録画の仕方を丁寧にノートに書き留めてくれました。
最近の新しい技術の進歩にはとてもついていけない者ですがそれでも、これだけは知りたいということもあって、そのことが満たされるとひどく感激します。
昨年、同級生に促されて終活に入ることにしました。身辺の整理にはこれで終わりということがありません。
そんな時昨年の美麻文化祭の行事の一つに「感謝の手紙」募集というのがありました。特別制約もなく自由に書けば良いというので簡単な気持ちで単純そのままを書いて応募しました。
4人の作品が後で展示、朗読があったそうで私は穴があったら入りたいくらい恥ずかしく思いました。
感謝すべき人は農協婦人部の人達、新.信州倶楽部の人達、家族、親友2人、カタツムリ博士のご夫妻。特に感激した人たちのことをありのまま正直に書きました。
長い間、私は美麻内では孤独だと思い続けていたわけですが考えてみるといろいろな人達に支えられていたんだということがわかりました。書いてみると整理された部分が多くありました。その意味で私は参加した価値があったのだと思いました。
うまい、下手の評価ならとても話にならない文だけれど美麻の郵便局、公民館協賛のかたがたが受け入れてくれたことは嬉しかったです。
今年も普通に、健康に過ごせるよう祈ります。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次回もどうぞ楽しみにしてください。 |
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