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新・信州人倶楽部

▲▲▲ おたより紹介コーナー 〜アドバイス〜 ▲▲▲

 みなさんからの「おたより」に対する会員からの返事や、
良き?アドバイスを掲載していきます。

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 こんにちは。新・信州人倶楽部の中澤です。

 大変ですね。お気持ち察します。
私達倶楽部員全員がいつもハッピーで苦労がないということはないと思います。それぞれに皆さん苦労されてきたと思います。仕事のこと、人間関係や子供の教育などいっぱいあるようです。特に人間関係では都会の無関心環境から突然の田舎のお節介環境になるのでムッとくることも多いと思います。まあ、中には郷にいれば郷に従えで地域の人ととてもうまくやっているということをおっしゃる方もいますが、それはマイナーな意見だと私は思っています。

 私(女房も)は思ったことをはっきり言うタイプで、それでこの47年間生きてきました。その結果それで良かったと思っていて、これからもこの生活信条でいくことにしています。大事なことは(仕事でもそうですが)正論をきちんと言えてしかもちゃんと物事をやる、仕事ができる人間を目指すことだと思います。誰がなんと言おうとも「あいつにはかなわない」と思わせたらこちらの勝ちですからね。

 さて、周りでうるさく言う連中を放っておくのはためにならないと思います。人のことを中傷したり卑下したりするのはその人がそのようなことを過去に言われたか、現在人よりも引け目に感じていることの裏返しなのです。どちらにしてもそのような発言をすることで一瞬の優位性を感じているのですが、結局は他には人より秀でることもなく自分自身で努力もしなく裏に回ってウワサする連中です。ですから彼らは協同で何か作業やボランティアをする段になるとおしゃべりばかりで手を動かそうとしない人や何かと理由を付けてはすぐさぼりたがる人が多いものです。もちろん肉体労働であれば誰でもできるはずですが、根っから性格が曲がっているのですぐにさぼろうとするのです。私などはそんな人を見ると「あそこが未だだからやって下さい」とすぐに仕事を言いつけてしまいます。

 また、ウワサを楽しんでいる惨めな連中(自分たちではそう思っていないバカな人間ですが…)は、めんと向かって言うことを避けるものです。ですから何か自分の名誉に関わることをいっているのを耳にしたら、すぐその場にいって「今のはどういうことですか?説明して下さい」とでも聞いたらいいと思います。ちゃんと返答できる人はまずいなく、「自分がいったのではない」とか責任逃れをするだけだと思いますよ。

 イヤなことをされたらきちんと正す。相手が誰であろうとこれが自由主義の原則です。被害を受けた人が訴えなければ誰も助けてくれません。訴えない人はその気がない、あるいはその程度の被害ということで終わってしまうのです。まあいじめと同じで反論しないとどんどんエスカレートするものだと思います。

 私はこちら(梓川村)に来て8年になるのですが、新しい住宅団地のため隣組の組長の順番をどうしようかという段になって、自分からやりたいと言い2年目に組長をして大体様子が分かりました。いろいろな会合にでて分からないことや変なことはどんどん聞いたり正したりしました。はっきり言うと彼らは最初はビックリしますが、「ああ、そうなのかな」と思ったりしてくれるものです。河原でごみを捨てる人が多かったので、ずいぶんと注意し追っかけたりしたものです。そのためか団地のある人は「中澤さんよく思われてないわよ」と言ったりしましたが、「ああ、きっとこいつも私達のウワサをして暇つぶしをしているのだな」と思ったりしたものです。

 こちらに多い義理などに固執する人間は、結局は自分の利害ばかり頭に置いているずるい人だと考えます。ですからうわべは皆と仲良くしていても裏に回ると何を言うか分からない人も当然多いでしょう。でも、これは都会でもあると思うのです。私が自分の家を持ったのはこちらに来てからで、それまではアパートや賃貸マンションで暮らしていたため、地域の人との交流やわずらわしい町内会の行事などでる必要がなかったから分からなかっただけだと思います。

 和気あいあいが良いという人がいますが、小学生じゃあるまいし付き合いたくない人間とわざわざ付き合う必要はないと考えます。それは都会でも田舎でも同じで、田舎ではほかに楽しみがないものだから、ストレス解消にする人も多いのでしょう。そうそう、私達も子供がいないのですが(たまたま出来なかったのですが)ある日女房が憤慨して言うことには近所の何々ちゃんが「あのおばさんは子供がいなくてかわいそうなんだよ」と他の子供の話しているのを聞いたというのです。松本から来たというその家族ですが、こんなものですよ。普段顔を見合わすことものないし、実害がないので放ってありますが付き合い方を変えました。今度何かあったらはっきり言ってやろうと思っていますが、そのまま4〜5年もたってしまいました。

 どうも長くなってしまいました。ちょっと興奮気味でしたが要するに自分の意志をはっきり人に伝えることが基本で、悪口言われるから遠慮するなどしないことです。喧嘩も辞さない覚悟でことにあたることです。長野県では部落差別を都会以上に配慮し、よく公民館などで映画を上映したりすることから人権については敏感な土地柄だと思います。役場の人権担当に相談する手もありますが、それが逆に意地悪を助長するかもれないので、子供のことについては「あなた達、そんなことを言って私の生き方に指図する権利がどこにあるのですか?お節介もいい加減にしなさい」と、強い口調で言えばいいかも知れません。

 「○○旅館のお嫁さん」といわれるのがイヤなら、「あなたは何で私の名前で呼ばないのですか?」と聞き、相手がぐずぐず言うようだったら「そういう言い方は迷惑だからやめてもらいたい」とはっきり言えばいいでしょう。もめることを恐れずに自分が不快ならはっきり言う、これが基本だと思います。それでもまだ意地悪な連中がいるのであれば、地域の集まりなどのときに大勢のいる前で自分が迷惑を蒙っていることを言い「いい加減にして欲しい」ことを宣言すればいいでしょう。大事なことは相手の前でしかも大勢の人のいる前で宣言することです。

 というわけで、私だったらこうするといったことを書いてきました。小出さんがこのような行動をとれるかどうかは分かりませんが、泣き寝入りは絶対良くないと思います。また、こんなことで悩むのも時間がもったいないし、変な人間を正すことで世の中が少し良くなると思って積極的にことに当たった方がいいと思います。

このへんで失礼します。

中澤 滋

返事<3> ふたたび小出さんから

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