Iターンネットワーク

新・信州人倶楽部

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●1997年12月14日

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新・信州人倶楽部ホームページ拝見しました

 はじめまして。信州にIターンした方々が集まっているページを見つけたのでとてもうれしくなりメールを書きました。
 私たちは現在、東京都内に住む夫婦です。2人とも数年前に30代を迎え、これまでの仕事や生活を振り返り、そろそろ自分たちらしい暮らしがしたいものだ…と思うようになりました。それ以前から地方での暮らしを夢見てはいましたがいよいよ実行に移す時期が来ているといった感じで毎日過ごしています。

 移り住む地域としては、まずIターン人口の多いところ、と考えています。私たちは2人とも東京のど真ん中でずーっと暮らしていた人種です。田舎暮らしというものに
憧れはあるものの、実際の生活を考えると「大草原の小さな家」のような暮らしをやってのける自信も知識もありません。その辺は、現実をしっかり見つめよう!と考えています。ですから、都会から移住してきた方々の多いところであれば、いろいろなコミュニティも発達しており、不安感も多少解消されるであろうと思っていました。
 実際の地域としては、北海道と長野を考えています。しかし、やはり緊急時に私たちそれぞれの実家へ飛んで帰れるところが良い、ということで長野を重視しています。長野は、10年来スキーやキャンプなどで訪れていますが、より近しい存在となったのは、5年前私の弟が松本市内の大学に入学してからです。

 単身で長野に移り住んでいる弟の家に休みの度に押しかけては、別荘代わりに滞在
させてもらっているうちに第2のふるさと感覚になっています。地方といっても市街地ではかなり賑やかで便利ですし、その上数km車を走らせただけで自然がテンコ盛りという環境にすっかりとり付かれてしまっています。
 長野という土地柄は、まだまだ理解していませんが、1つ言えるのは、東京暮らしより「豊か」だということ。収入は減っても物価は安い、土地も広いし、食べ物も水も空気もきれい。生活する上で、これ以上何を求めるでしょうか。私たちは東京都内に住んではいるものの、休日に首都圏へ出かけたり、夜の繁華街に繰り出したり、ということは殆どありません。首都圏内へ出かけるのはお中元やお歳暮時期など、年に数える程です。東京に住みながら、東京の生活をしていないのです。ということは、東京に住んでいる意味があまりないということになります。

 今、一番慎重になっているのがやはり仕事面です。私たちには、まだ子供がおりません。私は(妻)今の会社にすでに10年以上勤めていますが、地方に移住するタイミングとなったら退職せざるを得ませんし、もちろん主人も同様です。主人は、特に資格を持っているでもなく、営業職や人と接するサービス業務が得意分野です。でも今の職を離れた後は、もうサラリーマンはやめると言っています。

 Iターンと脱サラ…、大きな2つの転換を一度にできるでしょうか?それだけが不安です。Iターンで脱サラというと、どうしてもペンション経営というのが浮かびますが、それはあまり考えていません。フリーで仕事をされている方でIターンに成功された方がいらっしゃいましたらぜひお話を伺いたいのでご紹介ください。フリーワークと言っても、フルに1年間ではなくても良いと考えています。夏はこの仕事、冬はあの仕事と期間サイクルで回すことも考え中です。もちろん、会社雇用とフリーワークの併用でも良いと思っています。

良きアドバイスをお待ちしております。

西塔

倶楽部員からのメッセージ<9>

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