Iターンネットワーク 新・信州人倶楽部

　私がパソコンを買い求めてから丁度1年が過ぎようとしています。今の処デスクのオブジェになっていないのは新・信州人クラブの中澤さんのお蔭です。

　昨年すこし時間の余裕が（失業中）ありましたので、何か新しい事で少しでも老化を遅らせる手立てを、と考えておりました。たまたま例会に参加した折、中澤さんに「パソコンの事なら任せなさい」と心強いお言葉を頂きました。

　岡山に居る娘が、コンピュター関連の仕事をしておりますので、早速相談しましたところ「お父さん、パソコンで何をしたいの?」と言われ、「何を言っているのだ、時代に取り残されないようにパソコンをやりたいのだ」といきまいたのですが、娘は「パソコンは箱なんだから何をやりたいか決めてからでも遅く無いンじゃ無い?」等と、禅問答をくり返した結果、「近くにそんな良い先生が居られるなら、思い切って始めたら楽しいよ」「頑張って！」と軽く突き放されてしまいました。そのあと「先生のお勧めの機種は?えっMac」。私、「何処の機種でも一緒と違うのか?」。私は漠然と中澤さんと娘に教えて貰えるものと楽観ムードで考えておりましたので、その意味が解りませんでした。「なんとかなる、やってやれないことはない」とB型の性格ですから、なにはともあれ早速中澤さんと一緒にラオックス（専門店）へ…。胸ときめかしMac5500とプリンター（エプソン）を喜び勇んで我が家に運び入れました。中澤さんは「いいよ、この機種は。初心者には扱いやすいから」。先生が初めに電源を入れて動く状態にして下さりながら、楽し気に「このパソコンは楽ですよ。とにかく、いろいろさわって動かしてみる事ですよ。慣れる事が一番の早道ですよ」と、その後2時間余り丁寧に教えて頂きました。

　以前、会社でパソコンを使っていたこともあり、マニュアルやサポートセンターも充実しているので、直ぐマスターできるように思いました。心密かに、目標は年賀状、できればインターネット、ホームページが開ければとてもハッピー、と決めていたのですが…。先生が居られるときは解ったつもりでしたが、本当は何も理解していない事に直ぐ気がつきました。そこで書店に赴き、“こんや解るMac”“サルにもわかるパソコン”“パソコン用語集”など買い求めました。いずれも子供にでも解るような書名でした。が、結果はサルに解っても私が理解できるまでいかず、とてもとても時間がかかっています。書いてあることが何を指しているのか腹がたつ程解りませんでした。トラブルが発生し動かなくなったり、また突然画面が消えたり、バクダンが画面にでて驚かされたり。何とコンピューターとは気ままな道具かと思う日々が続きました。かろうじて机の置き物にならなかったのはひとえに先生の辛抱強い指導が有ればこそ、と思っています。


　トラブルは毎日毎日発生し、その都度先生やサポートセンターに問い合わせするのですが、状態を的確に説明できないもどかしさ。「前に説明したでしょう」若いお嬢さん?に言われると、「止めようか」、然し「勿体無い」、の葛藤が続きました。本当にこのパソコン、サルでも使っているのか不思議でなりませんでした。メーカーに声を大にしてお願いしたい！！まずマニュアルは解りやすい日本語で、もう一つは生命保険の契約書のような小さい字で書かないで下さい。

　『継続は力なり』、お蔭様でパソコンの入り口にやっと辿り着き、デジカメもインターネットも、メールも楽しめるようになりました。目標だった年賀状も作れました。これからは、パソコンの引き出しをひとつずつ増やし楽しもうと思っています。

編集人から

　久しぶりのボーリングでしたが（信州に来てからやったことがないのでもう10年以上になります）、第一投後、腹筋と腕の筋肉にピリッときました。「これはやばい」と次の日が危ぶまれたのですが、おもしろいことに次の日はお尻の筋肉が少し痛み、2日目は右手の中指が痛みました。ほかの筋肉痛は大したことはなく、指の痛みだけが10日ほど続きました。ボーリングで何でお尻の筋肉を使うのかよく分かりませんが、大したことがなく良かったです。賞品を貰ったから、でもないのですが、たまにはボーリングもいいですね。大きな声で久しぶりにはしゃいだ気がしました。