◆ここのところ◆
世の中には全然いいニュースがないようです。政府は少子高齢化対策と称し、ろくに手も打たず、以前にも増して国民を滅ぼすことを加速化しているようです。
国民が苦悩し、望まぬことへの決断と実行力はさることながら、経済的に疲弊している国民に対し、さらなる増税によって負担を大きくすることばかりをこれでもか、これでもかと矢継ぎ早に苦しめる。海外に対しては、円借款など巨額の援助を行う。また防衛費を増額するため、所得税を増税することを検討する、という悲しい報道がありました。
法人税の増税はありですが、これ以上、個人の負担を重くすることを考えている政府。我々国民は、なすすべもなく黙って滅ぼされるのを待つしかないのでしょうか。我々が、田畑で作物を育てる際には、日に当て、水や肥料を与えます。今、政府が国民に対してやっていることは、肥料はもちろんの事、日に当てず、水もろくに与えず、日陰でひょろひょろと生育した植物に、やっと実った果実を収穫しているようなものだと思うのです。
ですが、防衛費の増強など、何故かその命だけは守ろうとする姿勢を見せている。全くもってなぞです。政府要人の警護を警察が強化したと聞きます。ですが、最大の防御は警察力に頼ることではなく、その守られる政府要人の皆さんが国民の末端まで守ろうとする意識を持ち、行動に表すことではないのでしょうか。
これは夢物語でしかないのでしょうか。国民からの税金で食べている以上、これが本来の仕事だと思うのですが。なぜか当たり前のことが当たり前にできていないように思われます。彼らは、なぜ政府要人を志したのでしょうか。大企業と癒着し、今だけ金だけ自分だけ良ければ、それでいいと思えるために、志したのでしょうか。
世間では、いろいろなところで、クリスマスソングが流れてきています。世の中が、経済的に大変な事になっているにもかかわらず、現実から目をそらし逃避していることの現れなのでしょうか。
国政選挙では、現在約50%の人達が票を捨てているそうです。次の国政選挙で、この票を捨てている人達が投票してくれるようにするには、どのようにすればよいのでしょうか。それまで、国民はこの苦境に黙って耐えるしかないのでしょうか。
国民の意思表示が選挙の機会しかないのもおかしい気がします。そのせいで真の民主主義が大きく阻害されている気がするのです。何か別の機会も設けるべきではないのでしょうか。我々国民は壊れた政府、世の中に対して、どうすればよいのでしょうか。すべてがおかしいことのように思えてならない今日この頃です。
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