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新・信州人倶楽部

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●1998年5月20日

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 はじめまして。昨年、結婚を機に長野県へ移住してきました。
夫とは、東京で7年間の交際期間を経て、結婚しました。夫は稼業の旅館で彼の両親を手伝っています。私は、求職中です。

 皆さんのおたよりや会員紹介等拝見させていただきました。エンジョイしている様子がよく伝わってきました。実は私はこちらへ来てから、とても悩んでいる事があります。それは周りの人間との関係です。男女差別、障害者差別、マナー・ルール違反がとても目につき、特にプライバシーの侵害ははなはだしいと感じます。

 顔を合わせるたび「子供はまだ?」の質問責め。「女のくせに」「女なんだから」という価値観の強要。ある程度予測はしていたので、結婚前に夫とは二人の方向性を5年もかけて話し合ってきました。でも実際住み始めるととにかく「よそもの」扱いで、うわさは絶えないし、なんでも悪くとられてしまいます。私たち夫婦は、子供をつくる計画はありませんし、家事は二人で分担しているし、結婚の目的は「互いにいつまでも輝きあえるパートナーでいること」でした。だから、「嫁にいく」のでなく、「彼の家に入る」のでなく、「結婚」をしました。それがどうもスピーカー人間の間では気に入らないらしく、「○○旅館のお嫁さんなんだから、早くあととり産まなきゃね」なんて言われます。

 井戸端的うわさならまだしも、郵便局や銀行、役場などの公共の場でも「○○旅館のお嫁さん」と代名詞で言われ(もちろん面識のない方々です)、不在にしている時などは無断で自宅とは離れた旅館に私宛の郵便物や宅配便が転送されてしまいます。田舎だからって、公私混同が許されるんでしょうか?旅館と結婚したわけではないのですが…。まるで、私のアイデンティティーなんて無視されています。最初は「言いたい人には言わせとけばいいや」と割り切っていましたが、あまりにも過度な干渉に絶えきれません。

 皆さんのメールからはそういった悩みは特には見えませんでしたが、私の気にし過ぎなんでしょうか。それとも、夫の家が旅館だからなのでしょうか。それとも取るに足りないことで、皆さんはとっくにクリアしてしまった問題なんでしょうか…。

 なにかご意見をいただければと思って、思い切ってメールしてみました。

小出 若菜

倶楽部員からのメッセージ<10>

倶楽部員からのメッセージ<10-2>

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